東五反田地区のまちづくり
由緒ある歴史を引き継ぎながら
東京の新しい顔となる
東五反田地区の街並み
ここが大崎だ、と誇れるような個性的な都市景観を(「デザインガイドライン」より)。
――新しい顔を備えて進化する大崎には、そんなまちづくりへの願いを叶えた魅力ある表情を随所に見つけることができます。 それはまた、昔ながらの大崎の変わることのない景色の隣に、郷土の環境遺産と文化をそっと守りながら存在し続ける新しいまちのあるべき姿を発見するときでもあります。 私達のまち、大崎。その「愛しい景色」を巡る散策に出かけてみませんか。
東京の歴史が息づく、
大崎・五反田地区の街並み
東京の城南に位置する、大崎・五反田周辺の風情ある街並みは、江戸期に由来するもので、かつての大名屋敷や豪商達の別荘としての歴史を引き継ぐことにより閑静な環境を今に伝えるものになっています。明治初期になると、お隣の御殿山には当時最先端の煉瓦製造工場が生まれ、工業立国の礎となりました。その後も、国力向上に伴い、光学機器、窯業、化学薬品のさまざまな工場が当エリア周辺に進出し、今日に伝わる京浜工業地帯を形成してきました。このような城南の歴史を共有してきた、大崎・五反田地区では、由緒ある歴史と先端のテクノロジーが交差する地域として、ハイテク都市・東京の「顔」として、独自の地位を築いてきたのです。
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東京の近未来と出会うまちづくりが、
着々と進行中
そして、「大崎エリアマネージメント EASTオフィス」(旧大崎・五反田タウンマネージメント)が当面対象とする、JR山手線「五反田」駅と「大崎」駅にまたがる「東五反田地区」においては、5街区を中心としたまちづくりが進展しています。2001年(平成13年)7月には、リーディングプロジェクトである「オーバルコート大崎」が完成し、2007年(平成19年)1月には「アートヴィレッジ大崎」が完成、引き続き2010年(平成22年)7月には「東京サザンガーデン」が完成。そして、2015年(平成27年)には「パークシティ大崎」が全体竣工し、緑と賑わいにあふれた潤い豊かな街へと発展しています。
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「住みたい街、働きたい街、
行ってみたい街」をコンセプトに
東五反田地区においては、「住みたい街、働きたい街、行ってみたい街」を、コンセプトに、地域の核となり、東京の未来の一翼を担う街としてまちづくりが進められています。その開発においては、人の視線を考慮した建物のスケールや色彩構成、オープンスペースを核とした人の動線や街路の設計、目黒川と水と緑の関係性など、多彩な観点からランドスケープデザインが行われています。この街に暮らす人、この街に働く人、そしてこの街に訪れる人、すべての人々にとって心地よい、街の姿が生まれています。