大崎百景
見渡せば、四季折々に美しい、
私達の街おおさき
ここが大崎だ、と誇れるような個性的な都市景観を(「デザインガイドライン」より)。
――新しい顔を備えて進化する大崎には、そんなまちづくりへの願いを叶えた魅力ある表情を随所に見つけることができます。 それはまた、昔ながらの大崎の変わることのない景色の隣に、郷土の環境遺産と文化をそっと守りながら存在し続ける新しいまちのあるべき姿を発見するときでもあります。 私達のまち、大崎。その「愛しい景色」を巡る散策に出かけてみませんか。
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①桜そのものの風情を、ここ大崎〜五反田から
川面を覆うように大崎〜五反田間の両岸を彩る圧巻の桜並木!——毎年春ともなれば、多くの花見客を集める人気の“目黒川の桜”。とくに、開花〜満開時は艶やかなソメイヨシノ、また満開後は、花びらが川一面に浮かぶ「花いかだ」や、その後、咲く八重桜と、各時期ごとに移り変わる桜の風情が十分に愉しめます。また、船の中から両岸の桜の絶景を愛でるクルーズも、一見の価値あり、です。
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②地域の憩いの場としては広がる「大崎の森」は、“熱い街”を冷やす救世主
目黒川を「風の道」として活用するなど、大崎地域では、ヒートアイランド抑制に向けた各種取り組みが行われています。大崎駅西口地区ThinkParkの敷地に広がる「大崎の森」もその一つ。地元の人々やオフィスワーカーの憩いの場となっているこのグリーンゾーンは、木々の作用で周辺温度を下げるエコ効果の恩恵をももたらしています。現在、この「大崎の森」のコンセプトは、大崎駅西口地区全体の事業計画の中に広がって、地域一体となった理想的な環境開発のかたちを呈示しています。
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③つながり、のびる“新・大崎の森”
NBF大崎ビルを囲む、潤いのグリーンゾーン大崎駅南改札口からペデストリアンデッキを歩いてわずか3分ほど。突然、目の前に現れる緑の小道が、訪れる人を“潤いの森”へと誘います。――それは都会の高層ビルの裏に仕掛けた現代のメルヘン空間。NBF大崎ビルを囲む豊かなグリーンゾーン(公開空地)の出現です。
ThinkPark Forestへとつながり、のびる、この「新・大崎の森」は、これまで以上に広々として涼やかな散歩道を大崎の人々へ提供しています。
品川区による“水と緑のネットワーク構想”を推進するまとまった緑のつながり。――それは都市緑化を促進してヒートアイランド抑制につなげると共に、大崎駅西口地区の都市景観の向上にも貢献しています。 -
④「副都心大崎」への先駆けとなった、東口地区のまちづくりの成果は、今も色褪せることはありません
1987年(昭和62年)、大崎駅東口第1地区(大崎ニューシティ)誕生に始まった大崎の「副都心」化への胎動は、その後の第2地区(ゲートシティ大崎)へと続き、大崎駅前にすぐれた都市基盤の創出を実現しています。
これらの施設建築物の姿は、今も良質の都市資産として、また地元の人々やオフィスワーカーの生活施設として、色褪せることなく機能するとともに、大崎駅周辺地域全体に広がるまちづくりの「道標」として存在し続けています。 -
⑤新しいまちのすぐ隣に、緑の息吹
郷土大崎の原風景大崎駅西口の高台にある大崎の鎮守様、居木神社。日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り神とする神社には、郷土の貴重な歴史遺産のほか、「大崎の祭り」として有名な盛大な例大祭など、“地域のアイデンティティ”が地元大崎の人々によって今に守り伝えられています。
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⑥まちと人と、景観が織りなす“水辺の物語”は、ここ「五反田ふれあい水辺広場」から
2010年(平成22年)7月、目黒川の護岸整備事業と連携し、東五反田二丁目第2地区(東京サザンガーデン)に誕生したこの親水広場は、品川区の“新・水と緑のネットワーク構想”の拠点となる憩いの広場です。
“人に優しい環境づくり”をテーマに、広々とした施設内に豊かな桜並木や四季を彩る様々な植栽が施されています。
さらにクリスマスシーズンには、冬の恒例行事ともなった「目黒川みんなのイルミネーション」のコアエリアとなるなど、癒し系イベントを発信する新しい憩いの名所として注目を浴びています。 -
⑦大崎の東西を結ぶ“光の架け橋”
宵のペデストリアンデッキを優しく彩る「夢さん橋・光のつらら」大崎駅東口のゲートシティ大崎から西口の大崎ウィズシティまで、大崎駅夢さん橋(東西自由通路)を彩る“光のつらら”。
『目黒川みんなのイルミネーション』とも呼応して、光のネットワークで大崎駅前エリアをつなぎます。宵の夢さん橋から、人と街に優しい光をおとどけします。 -
⑧職・住・商・公、+憩い
多彩な機能の豊かな共存の姿が。
つながり、育むまち「大崎ウィズシティ」地上24層のランドマークオフィス『大崎ウィズタワー』や、204戸のライフスタイルを包む『ル・サンク大崎ウィズタワー』。さらに地域に開かれた緑の空間や、開放感の店々、街にとけ込むそのフォルムや、随所に優しさを追求したランドスケープデザインも“つながり”のコンセプトを追求した大崎ウィズシティならではの容姿です。
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⑨緑と賑わいの公共空間
“駅前の顔”として整備された「大崎西口公園」大崎ウィズシティの敷地北側に接し、新街区と一体で整備された『大崎西口公園』。
入念なランドスケープデザインのもとに、地域の緑を拡充する植栽や、駅前の顔となる豊かな景観と賑わいの空間が創出しました。
ここにはまた、随所に防災設備やイベント対応の広場空間も設けられ、 多くの人々へ、豊かで潤いのある都市生活の場を提供しています。 -
⑩大崎駅西口に屹立するツインタワー
「都心住居」を促進する大崎に新たなシンボルに大崎駅西口に偉容を見せて建つ2棟の超高層ビル。――駅前にランドマークを創出したこのツインタワーは、大崎駅西口中地区の「大崎ウエストシティタワーズ」。
地上38、39階建ての2棟に全1084戸の居住スペースを擁したこの都心型マンションは、“各地区が協力、協調して「歩きたい」「住みたい」「働きたい」まちづくり(都市景観形成の基本理念)”を叶えるワンステップの成果を果たすとともに、都心居住を促進して大崎地域の付加価値そのものを高めています。